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いい商品なのに売れない人へ――「顧客」を「個客」に変える発想『超・マーケティング思考』要約・解説

花店で客に丁寧に向き合う店員(個客・接客)

ビジネス・マーケティング ・ 営業・顧客視点 ・ 要約&解説

いい商品なのに売れない。一生懸命アピールしても、お客さんの心が動かない。
その原因は、商品でも価格でもなく、「お客さんの見方」にあるのかもしれません。
「ブルーベリーアイ」で知られるわかさ生活の創業者・角谷建耀知氏は、『超・マーケティング思考』で、たった一文字の発想転換を説きます。
それは、「顧客」を「個客」と捉え直すこと。大勢の中の一人ではなく、目の前のたった一人に向き合うことから、すべての答えは見えてくる――。

目次

『超・マーケティング思考』とは|
答えは、いつも「個客」の中にある

著者の角谷建耀知氏は、マーケティングを学んだことのない状態から起業し、わかさ生活を成長させてきた経営者。本書の核心は、難しい理論ではなく「個客」という一語に集約されます。
「顧客」と書くと、つい人をまとめた”数字”として見てしまう。けれど、本当に大切なのは一人ひとりの「個客」。たった一人を本気で満足させることが、結局はいちばんの近道になる、という考え方です。

この発想は、営業でも商品開発でも、SNSでの発信でも使えます。規模の大小に関係なく、目の前の一人に向き合う姿勢こそがマーケティングの原点だと著者は言い切ります。
ここでは、本書が示す「個客」起点の3つの視点を見ていきましょう。

【要約】「顧客」を「個客」に変える
3つの視点

01「顧客」ではなく「個客」として見る

お客さんを数字やひとまとまりの集団として扱わない。目の前のたった一人の人間として、その人の悩みや喜びに向き合う。一人を本気で満足させられて初めて、その先の多くの人にも届くようになる――これが本書の出発点です。

02売り込まず「仕組み」で選ばれる

「どう売り込むか」ではなく「相手は何をされたら嬉しいか」を起点に考える。お試し体験や、思わず人に話したくなる仕掛けを用意すれば、ファンの口コミが自然と広がっていく。押しの強い営業は要らない、と本書は説きます。

03利益はリピーターと紹介から生まれる

新規のお客さんを追い続けるより、一度出会った一人に丁寧に向き合うこと。満足した「個客」が次の客を連れてくる。目の前の一人を大切にする積み重ねが、口コミと紹介という、もっとも強い集客装置になります。

覚えておきたい一言「顧客」を数字で見るのをやめ、「個客」という一人の人間に向き合う。たった一人を本気で満足させることが、結局いちばんの近道になる。

まとめ|
一人に向き合う人が、選ばれ続ける

お客さんを集団としてではなく、一人の「個客」として見る。売り込むのではなく、喜ばれる仕組みをつくる。新規を追うより、目の前の一人を大切にする。
本書のマーケティングは、大企業の戦略ではなく、誰でも今日から実践できる姿勢の話です。一文字の発想転換が、商品の見せ方も、お客さんとの関係も、根っこから変えていきます。

実際、安定して成果を出し続ける営業担当や個人事業の人ほど、「たくさんに売る」ではなく「目の前の一人を満足させる」ことに集中しています。
一人のお客さんの困り事を本気で解決した結果、その人が知人を紹介してくれて、紹介が紹介を呼ぶ。派手な広告に頼らず、一人ひとりとの信頼を積み重ねた人が、結局いちばん長く選ばれ続けるのです。

売上を伸ばしたいなら、まず「数字」ではなく「目の前の一人」を見ること。すべての答えは、その人の中にあります。
本書には、ここで紹介した「個客」の3視点のほかにも、ファンの育て方や口コミの生み出し方が、創業者自身の実体験とともに具体的に語られています。

誰でもできる!結果に繋がる超・マーケティング思考(書影)

『超・マーケティング思考』とは?

  • わかさ生活創業者・角谷建耀知氏が、自らの実体験から語るマーケティングの本質。
  • 「顧客」を「個客」と捉え直す、たった一文字の発想転換を軸にした一冊。
  • 売り込まず選ばれる仕組みづくりと、口コミ・紹介の生み出し方が学べる実践書。
本書で読み解ける主なテーマ
  • 01「顧客」を「個客」と捉え直す発想転換
  • 02たった一人を本気で満足させることの力
  • 03売り込まず選ばれる「仕組み」のつくり方
  • 04ファンの口コミが広がる仕掛け
  • 05リピーターと紹介が利益を生む理由

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