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満たされない理由は「心の段階」にある――気づいた人から幸せになる『幸福のための人間のレベル論』要約・解説

青空の丘で空を見上げる人(幸福・気づき)

自己啓発・幸福論 ・ 自己肯定感・人生観 ・ 要約&解説

そこそこ恵まれているはずなのに、なぜか満たされない。
人の評価や世間体が気になって、心から幸せだと思えない――。
恋愛・人生カウンセラーとして多くの相談に向き合ってきた藤本シゲユキ氏は、『幸福のための人間のレベル論』で、その理由を一枚の地図のように示してくれます。
人の心の在り方には”段階”があり、今の自分がどこにいるかに気づいた人から、幸せに近づいていく。
「気づいた」人から、幸せになれる――それが本書の核心です。

目次

『人間のレベル論』とは|
幸せには”心の段階”がある

著者の藤本シゲユキ氏は、異色の経歴を持つ人生カウンセラー。本書は、人間の心の在り方を9つのフィールド・4つのステージに分類し、自分が今どの段階にいるのかを客観的に見つめ直す枠組みを提示します。
ショッキングなのは、著者いわく日本人の多くが、自分の本心や思い込みに「気づいていない」段階にとどまっているという指摘。けれど裏を返せば、自分の現在地に気づくことこそが、幸福への第一歩になるということです。

幸せは、お金や環境だけで決まるのではなく、心がどの段階にあるかで大きく変わる。
ここでは、本書が示す4つのステージを、下から順に見ていきましょう。

【要約】幸福へ向かう
心の4ステージ

04悟り

とらわれから自由になった段階

世間体や他人の評価から解き放たれ、自分の価値観で穏やかに生きられる。本書が目指す到達点。

03気づき

自分の思い込みに「気づいた」段階

固定観念や世間体に縛られている自分に気づき、少しずつ手放していける。ここから人生が好転し始める。

02無自覚

まだ「気づいていない」段階

本書いわく、日本人の多くがここ。世間体や他人の評価を基準に生き、なぜ満たされないのか分からないままでいる。

01土台

他者への意識が薄い段階

自分本位で、周囲への配慮が乏しい状態。まずここから一段ずつ上がっていく出発点となる。

覚えておきたい一言幸せは心の”段階”で決まる。世間体と固定観念に縛られた自分に「気づく」ことが、満たされない状態から抜け出す最初の一歩になる。

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まとめ|
「気づく」ことが、幸せの入り口

人の評価や世間体を基準に生きているうちは、どれだけ条件が揃っても満たされにくい。けれど、その囚われに「気づいた」瞬間から、心は次の段階へ動き出す。
本書が示すのは、自分を責めるための分類ではなく、現在地を知って前へ進むための地図です。自己肯定感とは、小さな「いいね」を妥協せずに選び取った満足の積み重ねだと著者は言います。

実際、まわりに流されず満足度高く働いている会社員ほど、「他人にどう見られるか」より「自分がどうありたいか」を基準にしています。年収や肩書きで人と比べるのをやめ、自分が納得できる選択を一つずつ重ねていく。
「迷っているのが値段なら買え、買う理由が安さならやめろ」という本書の言葉どおり、判断の軸を世間体から自分の価値観へ移した人が、静かに満たされていくのです。

満たされなさの正体は、条件ではなく”心の段階”かもしれません。まず自分の現在地に気づくことから始めましょう。
本書には、ここで紹介した4ステージのほかにも、固定観念を解除する具体的なステップや、自己肯定感を育てる考え方が、9つのフィールドの解説とともに詳しく語られています。

幸福のための人間のレベル論(書影)

『幸福のための人間のレベル論』とは?

  • 人生カウンセラー・藤本シゲユキ氏が、心の在り方を9フィールド・4ステージで分類した一冊。
  • 「気づいた人から幸せになれる」という、現在地を知るための幸福論。
  • 世間体や固定観念から自由になり、自己肯定感を育てる考え方が学べる。
本書で読み解ける主なテーマ
  • 01人間の心を分類する9フィールド・4ステージ
  • 02多くの人が「気づいていない」という現実
  • 03世間体・固定観念からの脱却
  • 04固定観念を解除する具体的ステップ
  • 05自己肯定感=自己満足の積み重ねという考え方

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