気づけば肩に力が入り、頭の中はずっとざわついている。
休んでいるはずなのに、心がちっとも休まらない――。
そんな張り詰めた毎日に、鳴海周平氏の『1分間ヒーリング』は「たった1分で自分を整える」というシンプルな習慣を差し出します。
特別な才能も道具もいりません。本書によれば、ヒーリングとは超能力ではなく、本来の落ち着いた自分を思い出すこと。
誰でも、いつでも、自分で自分をゆるめられるセルフケアの一冊です。
『1分間ヒーリング』とは|
整える力は、もともと自分の中にある
著者の鳴海周平氏は、心と体の健やかさをテーマに活動する実践者。本書が伝えるのは、ヒーリングは特別な人だけのものではない、という考え方です。
緊張やストレスで縮こまった状態から、本来の「明るく・軽く・温かい」自分へ戻る。そのスイッチは外にではなく、自分の中にある。だから道具も資格もいらず、思い立った時に1分でできる――それが本書の出発点です。
とはいえ「整える」と言われても、具体的にどうすればいいのか戸惑うもの。そこで本書は、誰でも真似できるシンプルな”フォーム”を用意しています。
ここでは、その1分間ヒーリングの基本ステップを紹介します(あくまでリラックスのためのセルフケアとして、心地よい範囲で試してみてください)。
【要約】1分でできる
セルフヒーリングの基本フォーム
手を合わせて、ひと呼吸
まず胸の前で静かに両手を合わせる。それだけで意識が「今ここ」に戻り、ざわついた頭がすっと落ち着いていく。難しく考えず、まずこの構えをつくることから始めます。
「ありがとうございます」を3回
心の中で、あるいは小さくつぶやくように「ありがとうございます」を3回。感謝の言葉は気持ちをやわらげ、緊張からゆるみへと切り替えるスイッチになると本書は説きます。
手をゆっくり上げて、重力に任せて下ろす
両手を渦を描くように上げ、力を抜いてゆっくり下ろす。体の緊張がほどけ、「明るく・軽く・温かい」感覚が広がる。外出先や寝る前など、その時々に合わせたやり方も紹介されています。
覚えておきたい一言整える力は、もともと自分の中にある。合掌し、感謝を唱え、力を抜く――1分の習慣が、張り詰めた心と体をやさしくゆるめてくれる。
まとめ|
1分の習慣が、心の余裕を取り戻す
手を合わせ、感謝の言葉を唱え、力を抜いて下ろす。たったこれだけの1分で、こわばった心と体をゆるめる。本書はさらに、ヒーリング後の「明るく・軽く・温かい」感覚を、日常でも再現する工夫を勧めます。朝日を浴びる、いらない物を手放す、温かい飲み物を味わう、空をぼんやり眺める――どれもすぐにできることばかりです。
実際、ストレスの多い職場でも穏やかさを保っている会社員ほど、自分なりの「整えるスイッチ」を持っています。会議の前に深呼吸する、昼休みに少し空を見る、帰り道に温かい飲み物でひと息つく。
大げさな瞑想やジム通いでなくても、1分で気持ちをリセットする小さな習慣がある人は、忙しさに飲み込まれず、機嫌よく働き続けられるのです。
頑張って休もうとするより、1分だけ力を抜く。その小さな習慣が、心の余裕を連れ戻してくれます。
本書には、ここで紹介した基本フォームのほかにも、場面別のヒーリング法や、日常を心地よく整えるためのヒントが、やさしい語り口でまとめられています。
『1分間ヒーリング』とは?
- 鳴海周平氏が、誰でも1分でできる「自分を整える」セルフケアを紹介する一冊。
- ヒーリングを特別な能力ではなく「本来の自分を思い出すこと」と捉える。
- 合掌・感謝・脱力というシンプルなフォームで、心と体をゆるめる方法を解説。
本書で読み解ける主なテーマ
- 01ヒーリング=本来の自分を思い出すという考え方
- 02合掌・感謝・脱力の基本フォーム
- 03外出先・就寝前など場面別のやり方
- 04「明るく・軽く・温かい」感覚の意味
- 05その状態を日常で再現する小さな習慣

1分間ヒーリング 癒しの次元につながって、あなたを覚醒させる方法
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